第19回日本雑草学会シンポジウムのお知らせ

日 時: 平成16年9月9日(木)−10日(金)
会 場: 福山労働会館 「みやび」 (地図)
(広島県福山市南蔵王町4-5-18 TEL:0849-25-3800)

テーマ:中山間地域の景観維持と植生管理

【合同開催】

  日本雑草学会シンポジウム
  近畿中国四国地域農業試験研究推進会議問題別研究会
  日本雑草学会中国四国研究会


【共催】
  (財)日本植物調節剤研究協会近畿中国四国支部


【趣旨】
 中山間地域においては、畦畔をはじめ、道路や用水路の法面や遊休地等の雑草管理に苦慮している。農業従事者の高齢化や女性化が進むなかで、従来の刈り払いによる維持管理は難しくなっており、管理が不十分で雑草が繁茂し、景観等の多面的機能が低下しているところもみられる。今後労働力の弱体化が一層進むことが予想され、低コストで省力的な雑草管理技術の開発が切望されている。新たな雑草管理技術として、グラウンドカバープランツの導入も進んでいるが、農村景観のあり方との関係については十分な論議はなされていない。本シンポジウムは、畦畔等の法面の省力的植生管理技術開発の現状を総括するとともに、植生管理による農村景観の維持について論議し、今後の研究の進展に資するものである。


【内容】
9月9日(木)
 −12:20      集合,受付(近畿中国四国農業研究センター:広島県福山市西深津町6−12−1)
 12:30〜17:30 現地見学 (広島県豊栄町:現地水田畦畔、油木町:ゾイシアンジャパン株式会社)
 18:00〜20:00 合同懇親会(みやび)

9月10日(金) (みやび)
 9:00〜16:30 日本雑草学会シンポジウム,近畿中国四国地域農業試験研究推進会議問題別研究会
1.マルチ被覆とシバザクラ植栽を組み合わせた大規模畦畔管理技術
                  (保科 亨:広島県立農業技術センター)
2.新たな産業創出―のり面緑化用マット「あわじ花マット」の開発と生産― 
                 (宇田 明:兵庫県立農林水産技術総合センター)
3.草刈機の開発動向と草刈り作業の軽労化について
                 (亀井雅浩:近畿中国四国農業研究センター)
4.中山間地圃場の畦畔管理とカバープランツ
                 (有田博之:新潟大学)
5.農村景観の保全をめぐる最近の動向:誰が,何のために,何を保全するのか
                 (横張 真:筑波大学)
6.総合討論

11:00〜12:00 日本雑草学会シンポジウム研究発表(ポスターセッション)
        およびデモンストレーション(企業等)         

【参加費】
資料代(要旨集):1,500円、シンポジウム参加費(会場費等):1,000円、
現地見学参加費(バス代):2,000円、懇親会会費:5,500円

【運営委員会】
沖陽子・足立忠司(岡山大学)
斉藤修・大谷一郎・佐藤節郎・渡辺修(近畿中国四国農業研究センター)


【参加申し込み】
別紙の用紙(PDF)にご記入の上、8月20日(金)までに下記事務局宛に郵送、FAXまたはE−mailでご送付下さい。参加費等は当日受付にて徴収いたします。
WEBからも申し込みできます。参加申し込みフォーム


【事務局】
  〒721-8514 広島県福山市西深津町6-12-1
  近畿中国四国農業研究センター 地域基盤研究部 畦畔管理研究室 大谷一郎・渡辺修
  TEL:084-923-5354 FAX:084-924-7893 E-mail:wtnabe@affrc.go.jp
※シンポジウム研究発表(ポスターセッション)参加希望者は、事務局までご連絡下さい。

更新日 2004/06/16