第24回日本雑草学会シンポジウム(主催:日本雑草学会・雑草利用研究会)を下記のとおり開催いたします。
奮ってご参加いただきますようお願い申し上げます。
なお、本シンポジウムの前日(8月31日)に、平成21年度関東雑草研究会が同会場にて行われます。
−記−
第24回日本雑草学会シンポジウム
日時: 2009年9月1日(火) 10:00―15:30
会場: 文部科学省研究交流センター (つくば市竹園2-20-5 TEL:029-851-1331)
つくばエクスプレス つくば駅より徒歩20分
(所在地地図http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/kouryucenter/005.htm)
テーマ: 「雑草を循環型社会の資源として見直そう」
[趣旨]
雑草は雑草害を引き起こす場合はマイナス・インパクトを与えるが、植物学的な特性として雑草性を評価すればプラス・インパクトとして活用可能な資材となる。雑草性の中から選択される有用な機能は雑草の利用場面により異なる。現在では、雑草管理の基礎理念に変遷がみられ、環境保全の立場から循環型社会の資源として見直されつつあり、緑化植物、環境浄化植物、バイオマス資源および遺伝資源として、様々な活用が評価され始めている。日本雑草学会では、学術研究部会として2004年より雑草利用研究会を設立し、雑草の機能を解析した上で、新しい技術を導入した雑草利用学への学術的方向づけと学界内外への発信を目的として活動している。
本シンポジウムでは国内のみならず韓国からも講師を招聘し、雑草の利用化に対する概念を十分に理解し、今後の展開方向について論議することを企画した。
[プログラム]
10:00-10:15 開会(開会の辞・会長挨拶)
10:15-11:15 「Utilization of weeds and their perspectives in Korea」
Prof. Dong-Hyun Shin (Kyungpook National University, Korea)
11:15-12:15 「埋土種子を用いた稀少植物の再生
〜“雑草の保全”の意味と実務の例〜」
関岡裕明 (株式会社 環境アセスメントセンター)
12:15-13:45 <昼食・休憩>
13:45-14:45 「雑草によるCd汚染土壌の修復」
小笠原 勝 (宇都宮大学)
14:45-15:30 総合討論
15:30 閉会の辞
[参加費など]
参加費: 会員2,000円、学生会員 1,000円、非会員3,000円
要旨(資料)代: 2,000円
(事前の参加申込みは不要です)
[情報交換会] *
日時:8月31日 17:15-19:15
場所:「レストランエスポワール」
(つくば市竹園2-20-3 つくば国際会議場内、029-850-3266)
会費:4,000円(学生2,000円)
*前日の8月31日に研究交流センターにて合同研究会が開催される関東雑草研究会・植調関東支部雑草防除研究会と合同で情報交換会を開催します。参加ご希望の方は8月17日までに直接、下記までお申し込み下さい。なお、雑草学会事務局でも受けつけます。
(財)日本植物調節剤研究協会 技術部 企画調整室 行
〒110-0016 東京都台東区台東1−26−6
FAX:03−3833−1807
問い合わせ先:植調 岡本 宛 TEL:03-3832-4188
[問合せ先]
○日本雑草学会シンポジウム委員長
・福井県立大学生物資源学部 吉岡俊人 福井県吉田郡永平寺町松岡兼定島4-1-1
Tel: 0776−61−6000 内線3612 Email: yoshi@fpu.ac.jp
○雑草利用研究会世話人
・岡山大学大学院環境学研究科 沖 陽子 岡山市北区津島中3-1-1
Tel/Fax: 086-251-8870 Email: yokooki@cc.okayama-u.ac.jp
・筑波大学大学院生命環境科学研究科 小林勝一郎 つくば市天王台 1-1-1
Tel/Fax: 029-853-4622 Email: kakobae@envr.tsukuba.a